UTM選びで失敗しないポイント!

1. UTM導入前に押さえておきたいポイント!
サイバー攻撃が高度化・巧妙化する現代、多くの企業がUTM(統合脅威管理)の導入を検討しています。 しかし、「どの製品を選べば良いのか」という悩みを抱える担当者は少なくありません。
それぞれ異なる強みを持っていますが、自社環境に最適なUTMを選ぶには、
「トラフィック量」
「保護すべき重要資産」
「運用管理体制」
「予算」
の4つの観点から評価することが重要です。 さらに、各製品の国内サポート体制や、パートナー企業のスキルも確認しておくべきポイントです。
次の見出しでは、これらのUTMをより具体的に比較する際のチェックリストについて解説します。 適切なUTM選定は、長期的なセキュリティ対策の成否を左右する重要な決断です。
2. 予算内で最大効果を出すUTM選定ポイント!
中小企業においてセキュリティ担当者は「限られた予算内で最大の効果を出す」という難題に直面しています。 UTM(統合脅威管理)機器の選定は、まさにこの課題の中心にあるといえるでしょう。
まず、最初に考えるべきは「必要な機能の優先順位付け」です。
一般的なUTMにはファイアウォール、アンチウイルス、IPS(侵入防止システム)、Webフィルタリング、VPN機能などが搭載されていますが、自社にとって本当に必要な機能は何かを見極めることが重要です。 例えば、リモートワークを導入している企業ではVPN機能の信頼性が重要になります。
次に「ライセンス体系と総保有コスト(TCO)」の確認が必須です。
初期導入費用だけでなく、年間のライセンス更新料や、スケールアップ時の追加コストまで計算に入れましょう。
また「管理のしやすさ」も重要なポイントです。
セキュリティの専任担当者がいない中小企業では、直感的に操作できるダッシュボードや、問題発生時のアラート機能が充実していることが望ましいでしょう。
あと、「サポート体制」も見逃せません。
日本語でのサポートが24時間365日受けられるか、問い合わせの応答速度はどうか、などを事前に確認しておくことで、トラブル発生時の不安を軽減できます。
さらに「将来の拡張性」も考慮すべき要素です。
現在50人規模の企業でも、3年後には100人を超える可能性があります。そのとき、新しい機器に買い替えるのではなく、ライセンスの追加だけで対応できるかどうかを確認しておきましょう。
最後に忘れてはならないのが「実際の検証」です。
可能であれば実環境に近い条件で検証機を借りてテストすることをお勧めします。
限られた予算内で最大の効果を出すUTM選定には、これらのポイントを総合的に判断することが重要です。 自社の現状と将来のニーズを見据えた選択が、中長期的なセキュリティ体制の構築につながります。
最終的には、自社のセキュリティポリシーと予算に合致し、かつ運用負荷を最小化できるUTMが理想的な選択となります。 製品選びに迷った際は、複数の導入実績を持つセキュリティベンダーに相談することで、失敗リスクを大幅に減らすことができるでしょう。
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